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mechanical guitar nuts


機械的なナットとは



機械的なギターナットとは、
  • ギターのチューニングや演奏性の向上
  • 特定のギターのモデルやブリッジに応じて設計
された物です。


使用者の好みや、こだわりに応じてカスタマイズとして使用することもあります。



ローラーナット=Roller nut



弦が通る溝にローラー(ベアリング)が取り付けられている。

Fender系ギターに搭載されていることが多い。
ジェフ・ベックのストラトキャスターに搭載されている事で有名。

 

メリット
  • 弦の摩擦を減らしてチューニングの安定性
  • 接触部分が金属になる為サスティーンの向上
  • アーミングやチョーキングの多様にも安定感が見込まれる


デメリット
  • 加工が必要
  • 金属製の為音が変わる
  • 加工して取り付けた場合元に戻せない可能性がある


使用するにつれホコリがつまる事で質が落ちる為、こまめに手入れをしてあげることを推奨。

Wilkinson
Fender LSR
のメーカーが代表として挙げられる。

ロックナット=Locking nut


弦のエンドを固定してチューニングを安定化させます。
FloydRoseで使用していることで有名。


メリット
  • チューニングの安定
  • 質量が重くなる分音も伸びやすくなる
  • 上記によりハーモニクスが出やすい事も


デメリット
  • 慣れるまで調整がめんどくさい
  • パーツが壊れると取り寄せが必要な時も…


FloydRose
Schaller
が制作メーカーとしてあげられる。



 

消耗により高さの調整をしたい際はナット下部にスペーサー、シムを入れる。

 


Just A Nut ...from Warwick


Warwickのベースについている事で有名。
高さ調節が可能なナット。


メリット
  • 素材が選べる
  • 幅の種類もある
  • 各弦ごとの高さ調整も可能な物も

デメリット
  • 壊れると大変()


追記



他にも特殊ナットいっぱいあると思いますが、今回は割と有名所だけほってみました。


これを機にカスタマイズをしようと思った方、
専門の職人にお願いをする事をお勧めします^ – ^