wood custom guitar / vibe standard ナット・ピックアップ交換
ナットが消耗してしまい開放弦でのビビりが目立つ状態になっていました。
今回の使用者様のセッティングとご要望は
・dropA#
・弦高は少し高め
との事
そしてPUのノイズが気になっている事と、気になるPUが出来たとの事で交換を行います。
ナット交換
現在消耗によりナットの弦溝が指板スレスレまで下がっています。
開放弦での音のビビりも目立つようになっているため敢えて順反りにして対処している状態です。
弦とナットを外していきます。
接着剤の残りをとり平面を出し、
ナット溝を整え、
新しいナットを作っていきます。
- ナット材の厚みだし
- 横幅合わせ
- 高さだし
- 弦溝切り出し(ピッチ修正含む)
- ナット全体の形成
- 接着
- 全体微調整
こちらの手順で行います。
演奏時に痛くないよう指板サイドの角度に合わせてナット側面にも曲線を付けます。
ナット溝は前回のナット修正時と同じく、弦へのストレスがかからないようになだらかに仕上げます。
PU交換
現在は純正PUのkariya-pickupsが付いています。
こちらは最近ノイズが気になっているとの事で確認した所コイルが切れていました。
(抵抗値測定の写真を撮り忘れました……)
リワインドをするのも手ではありますが、今回は気になっているPUがあるとの事でこれを機に交換する事に。
新たにインストールするPUは
evertorn/WCG GENE 5
寸法確認をした所、無加工での載せ替えが可能でした。
ナット交換後に弦を交換し、セッティングを整え、元のPUでの音源と新たなPUの音源を録音し同じ状況下でのPUの比較をさせて頂きました。
コントロール部分は全てフルテンです。
追記
気になる方がいると思うのでベース本体のスペック等紹介します
body・Alder 2p
neck・Maple
finger board・Maple
tuner・GB-11W
Bridge・Hip Shot 5 style B
Controls・2Vol 1Tone
録音環境
PC・MacBook Pro
Interface・HXstomp
DAW・Studio One
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