· 

Jack&maintenance


Fender/JIM ROOT JAZZMASTER



症状


過去にボリュームポットを交換したが
再度電装系のガリが見られるとの事でお預かりさせて頂きました。


1度電装系全体を確認させて頂きましたが、
ジャックが金属疲労により差し込みの際のプラグ固定に緩みが出ておりました。


こちらは経年劣化によるもので、
パーツ自体を改良しても再発する可能性が高いため交換させて頂くことにさせて頂きました。


併せて弦交換も行いますが、
ナット溝での音抜けが顕著に見られた為溝修正も行わせて頂きました。


オーナー様の使用スペック
・ドロップA#
・弦ゲージ 12-60





ジャック交換



プラグ部分が緩んでいましたが、
端子にコネクタタイプで配線が施されているものでした。


こちらを再度利用することも可能ですが、
全体に錆が見られるため今後のサビの腐食が早まる可能性も考えられた為、今回はパーツを外しご返却させて頂きました。



交換パーツの端子は広がっている状態でしたが、
そのままだとジャック穴に入らない為内側に向けさせて頂きます。


配線をする際は
・皮膜が入り込まない用に
・配線が端子に対してストレスのない角度
を意識しました。


勿論配線の仕方は他にもありますが、
拘りや要望がある様でしたらそちらの配線にさせて頂きます。


追記



iPhone8では配線の撮影に向かないことが判明